ホワイトホース ハイボール 缶
こんばんは。昨日(2018年7月10日)、有名なブレンデッドスコッチウイスキーの銘柄、ホワイトホースのハイボール缶がキリンビールから発売となりました。
ハイボール缶と言えば角、トリス、ジムビーム を擁するサントリーが圧倒的シェアを誇っている訳ですが、そこに食って掛かるんですね。。
外出中にハイボールを作るのは困難、自宅でも意外に面倒なので、こういったRTD(Ready to Drink)商品が充実するのは歓迎すべきことと思います。
しかもスコッチウイスキーのハイボール缶は初めて見ました。これは期待するしかありません。
キリンはホワイトホースの原酒をバルクウイスキーとして輸入して、日本国内でボトリングしているからできる芸当ですね。ディアジオはよくこんなの許したなと。。
ところでホワイトホースがスコッチウイスキーでは日本国内売上No.1とは初めて知りました。ジョニーウォーカーでもバランタインでもないんですね。確かにホワイトホースは酒屋の棚から無くなるスピードが他のスコッチより速い気がします。
基本情報
種類:発泡性リキュール
原材料:ウイスキー、糖類、香料、カラメル色素
アルコール度数:6%
容量:350ml
参考価格(税込):¥192
感想
ほとんどの安スコッチには入っているであろうカラメル色素はさておき、糖類と香料は気掛かりですが飲んでみます。
確かにホワイトホースのスモーキーフレーバー(ラガヴーリン由来?)や甘い香りが感じられますね。ちゃんとスコッチしています。美味しい。
ただ、レモンの香りもする。レモンってどこかに書いてあったっけ。
“Scotch whisky with lemon flavored soda”
書いてありました。こっそり英語で。香料の正体はこれか。
ウイスキー本来の味を楽しみたい者としてはこれはちょっと残念…
でもスコッチウイスキーに親しみの無い層に飲みやすさをアピールするには仕方ありませんね。
しかし、レモンの香りも糖類添加による甘さも、ホワイトホースの風味をぶち壊してしまう程ではないところにキリンのこだわりを感じました。
最後に
なかなか悪くない出来で、旅先や出張帰りの列車内で一杯、と言った時に有力な選択肢に成り得るんじゃないかなと思います。自宅ではちゃんと炭酸水と氷を用意して自分で作りたいですけどね。
今後同社の販売する富士山麓、ジョニーウォーカー、フォアローゼズ、ハーパーといったブランドでもハイボール缶も発売されないか期待ですね。サントリーはバランタインやティーチャーズ、サッポロはデュワーズで追従してくれれば選択肢も増えて楽しそうです。
これを飲んでいると普通のホワイトホースファインオールドのソーダ割りと飲み比べてみたくなりました。今度ミニボトルを買ってみよう…