鹿苑

旅とお酒の記録

ウイスキーと焼酎で6種類の梅酒を漬けてみた

公私共に多忙のため前回から1週間以上も更新が止まってしまいました。少なくとも3日に1度くらいは更新したいなあ…

 

さて、6月は梅酒の季節。今年こそ漬けてみたいと思うも、普通のホワイトリカーを使った梅酒ではつまらない。

 

そこで目を付けたのが自室の棚に並んだ大量の酒瓶。

 

「小さい容器を沢山使って、少量ずつ色んなお酒で梅酒を漬けて飲み比べたら楽しいのでは?」と。

 

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早速100均で手頃な瓶を大量購入してきました。350mlサイズのガラス瓶。1個は予備です。


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今回実験台になるのはこのお酒達。

左から順に紹介していきます。

 

 

①ブラックニッカクリア(alc.37%)

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まずは基本。ニッカウヰスキーのブラックニッカクリア。2017年ブラックニッカブランド売上360万ケースのうち330万ケースを占める、まさにニッカウヰスキーの屋台骨。大抵の居酒屋ではウイスキーと言えばこれかサントリー角瓶ですね。

際立った癖が無く、そして日本を代表するリーズナブルなウイスキーということでメンバー入りしました。

 

ベンチマーク(alc.40%)

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バーボンウイスキー代表としてベンチマーク

あまり有名な銘柄ではありませんが、某酒類量販店で安旨バーボンとして750ml税込1058円で売られています。かなりコスパ良いです。バッファロートレース蒸留所製造で、最低3年熟成とのこと。これが成功すれば来年から気軽にバーボン梅酒を大量生産できるので期待です。

 

ラフロイグ10年(並行輸入品, alc.40%)

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言わずと知れたアイラの巨頭。ピートが強烈に炊かれた超スモーキーなシングルモルトウイスキー。この強い癖に梅が加わってどのような味が生まれるのか楽しみです。

 

④グレンドロナック12年(alc.43%)

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人気の高いシェリー樽熟成シングルモルトウイスキーの中でも、比較的マイナーなグレンドロナック。今回使ったお酒の中で一番高価です。なんて勿体無いことをするんだ…

シェリー樽の甘美な風味が梅とどう調和するのか注目です。

 

⑤獺祭焼酎(alc.39%)

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日本酒で有名な獺祭には実は焼酎もあります。日本酒の製造過程で出る酒粕に残ったアルコールを蒸留した、所謂「粕取焼酎」。吟醸香を思い切り凝縮した、もはや芳香剤のような香りがします。度数も39度と一般的な焼酎より高く、飲んでみるとかなり強烈な刺激があります。

これをベースにどんな梅酒が誕生するか期待です。

 

⑥白霧島(alc.20%)

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最後に、黒霧島で知られる霧島酒造の白霧島。黒霧島が圧倒的に有名ですが、実は白の方が古参。両者の違いは麹と酵母のようです。

昨年の九州旅行で霧島酒造を訪れた際購入したものの、芋焼酎が苦手なためずっと飲まないまま眠らせていました(なぜ買った)。

日本の酒税法では、漬け込み酒のベースはアルコール20%以上と定められているので法に抵触しないギリギリの度数です。

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キャップがお猪口になっていて中はこんな感じ。いつでもどこでも飲めてしまいますね…

梅酒になることで幾分か飲みやすくなると信じて楽しみにします。

 


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さて、選手も出揃い実際に漬けていきます。

 

[今回のレシピ]

梅3個:氷砂糖50g:お酒120ml

 

果たしてこれで美味しく出来上がるのか、明らかになるのは半年後です。


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全て瓶に収まりました。


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近くで見るとこんな感じ。


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区別を付けるために手書きシールを貼って収納場所へ。

時折かき混ぜながら数ヶ月〜1年待ちます。

 

完成が楽しみですね!

おいしくなーれ!

 

〜半年後に続く〜