SUNQパスで行く九州バスの旅 第1回 出発編(大阪南港→別府観光港) フェリーさんふらわあ乗船記
このブログ一発目に紹介するのは、2017年8月21日〜26日にかけて敢行した、九州南半分(大分、熊本、宮崎、鹿児島)を巡るバスの旅です。
九州までの往復にフェリーさんふらわあの舟遊プラン、九州内の移動にSUNQパスを利用しました。別記事で解説する予定ですが、どちらも有り得ないほどお得、破格の安さです。
極めて濃厚な旅で写真枚数も多いためいきなり長丁場となりますが、地道に更新して行きたいと思います。
第1回 出発編(大阪南港→別府観光港)
2017年8月21日
旅の出発点は大阪南港さんふらわあターミナルです。
受付カウンターは結構混むので、早めに到着して、予約時に発行される乗船名簿を乗船券に引き換えておきましょう。SUNQパスもここで購入可能です(ただし現金のみなので注意)。
乗船するのはこちら、さんふらわあありぼり。1997年就航、三菱重工業下関造船所建造、総トン数9,245t、全長153m、全幅25m、航海速力22.4ノット、旅客定員710名。そこそこ大きい船です。長距離フェリーは初めてなのでテンション上がります。
待合室にあった船内の案内ボード。レストラン、売店、大浴場の営業時間や明石海峡大橋、瀬戸大橋、来島海峡大橋の通過時間がチェックできます。
乗船しました。選んだプランはツーリストベッド。ドミトリーのような二段ベッド相部屋です。コンセント・読書灯・遮光カーテン付きでベッド幅80cmとかなり快適。
これよりも下のランクにツーリスト(所謂雑魚寝)がありますが、快適な旅を望むならなるべく避けましょう。当然仕切りも何も無く、マットレス幅は60cmでぎゅうぎゅう詰め、コンセントは争奪戦です。往復3000円ちょっとの投資でこの設備の差は余りに大きい。
携帯は窓の無い船室では圏外、窓のある船室やデッキでは問題無く繋がりました。船内Wi-Fiもあったと思うけど遅過ぎて使い物になりません。
船内レストランはバイキング形式で、大人は夕食2,000円、朝食620円と結構します。これでも安いのは分かるけど学生にはきつい。
食費を安く済ませたい場合は食べ物を購入してから乗船しましょう。私はATCのココイチでカレー弁当を買って、船内の電子レンジで温めて食べました。
日が暮れて定刻19:05より若干早い19時過ぎに出航です。電車みたいに直前に来ても乗れません。見送る人はなく…
暫く大阪湾を進むと支間長世界最長の橋、明石海峡大橋が見えて来ました。
ぶれぶれ…
20:10通過。
デッキは撮影大会
めっちゃ長い…よくこんなもの建設したもんだと思います。明石海峡大橋は毎日ライトアップされていて夜でも美しいです。
続いて23:35瀬戸大橋(北備讃瀬戸大橋)通過。
この間に食事やお風呂を済ませました。
こちらはライトアップ実施は週末等のみ、実施日でも時間が過ぎてるため真っ暗。ギャラリーも殆ど居ません。
それでも感じる威容。
海上は右側通行なので、西行きの船は北備讃瀬戸大橋、東行きは南備讃瀬戸大橋の下を通過します。
この後午前2時頃に来島海峡大橋も通過しますが、翌日を考えると起きて居られないので就寝しました。
瀬戸内海なので揺れは全くと言っていいほど無く、すこぶる快適でした。
翌朝。時刻は5:57。こうして航跡を見ていると旅って感じがしますね。
美しい空。
目的地九州が見えてきました。明らかに普段見るそれと異なる地形に期待が高まります。
午前7時前に別府観光港到着。
これにて出発編は終了です。ここ別府から九州バスの旅が始まります。
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